毎年、荒江保育園の子どもたちが、施設に遊びに来てくれるのですが、今年度は新型コロナウイルス感染予防の為、ご入居者との交流が出来なくなってしまいました・・・
例年とは違った形で、子どもたちにお年寄りについて伝えることは出来ないか・・・
色々と考え、今年は施設スタッフが保育園を訪問し、お年寄りのこと、認知症についての説明や車椅子体験を実施させていただきました!
子どもたちにきちんと伝わるのか、心配事は多々ありましたが、とても真剣に話しを聞いてくれました。
講習を終えた子どもたちは、当施設のマスコットキャラクターである「あすかぼうや」のライセンスメダルをGETして大喜びでした!
家に帰っても、お父さんやお母さんに認知症のことを話したり、車椅子を操作する体験をしたことなど、絵に描いて教えてくれた子もいたそうです。
先生や保護者の方々からも「来年も是非やって欲しい!」「聞いている自分たちも勉強になりました!」等の嬉しいご感想もいただきました。
ゲームやお芝居、実際の体験などを通して、子どもたちに認知症高齢者についての理解を深めてもらうこと、未来の介護士を育成していくことも、高齢者施設で働く私たちの使命だと感じています。
今後も、地域との交流の一つとして、このような活動を広めていきたいと考えています。